【長期の資産形成】インデックス投資が最適解の理由

インデックス

こんにちは!ぽんこつです。

前記事にて、インデックス投資が最適解とご紹介しました。

今回はこの理由について、より深掘りしていきたいと思います!

そもそもインデックス投資とは

インデックス投資とは代表的な指数に連動するように運用するETFや投資信託のことを呼称しています。

早速本題です。
前の記事の内容と重なる部分もありますが
インデックス投資が最適解と考える理由について改めてご紹介します。

  • 新NISAとの相性が抜群
  • 年平均5~7%のリターンを狙うことができ、再現性が高い投資手法
  • プロでもインデックスのような指数に負ける
  • 積立設定を行った後は基本的に放置でOK
  • インデックス投資は運用手数料が安い商品が多い
  • 【実体験】色々な手法を試した結果、インデックスが最適解と実感

新NISAとの相性が抜群

2024年から始まった新NISA制度は、投資元本に対し投資で得た利益が非課税になるという制度です。
非課税枠は投資元本で1800万円分あります。

新NISAの制度と相性が良い投資手法が「インデックス投資」です。

なぜなら、分配金が出ないタイプのインデックスファンドでは
株価が上昇した利益分と配当金を分配金として受け取らない代わりに
ファンド内部で自動的に再投資が行われます。

購入したインデックスファンドの価格が複利的に増えていく仕組みになっているので
新NISAとの相性が抜群です。

新NISAは複利で増えていく利益が非課税という非常にありがたい制度ですね。

分配金が出ないタイプのインデックスファンドの代表的なものでは
・S&P500:米国の500社の企業の株価に連動する指数
・オールカントリー:全世界の株価に連動する指数(通称オルカン)※
・日経平均:日本の代表する225社の株価に連動する指数

※オルカンについて補足です。

・オルカンは全世界の株式に連動する指数と記載しましたが、現在の構成比率は米国株式が60%を超えています。勿論、米国の経済が衰退し始めたら米国比率が下がるようリバランスがされています。

・「全世界」株式とされていますが投資対象となっていない国も存在します

年平均5~7%のリターンを狙うことができ、再現性が高い投資手法

インデックス投資は資本主義が続くかぎり、アメリカなどの国や世界全体が成長していくことを信じる投資手法となります。

例えば、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」は、過去50年で年平均約10%。
全世界株式では約7%の成長をしてきました。

リーマンショックやITバブル崩壊などの暴落があったにも関わらずです。
あらゆる暴落を乗り越えて、上記のようなリターンを出しています。

つまり、長期的に投資すると約7%前後のリターンが見込まれます。

一方、個別株や暗号資産、FXのような「一撃での大儲け」は難しいです。
けれども、コツコツと確実に資産を増やしていきたい人にとっては、インデックス投資は非常に現実的な選択肢です。

「短期で資産を倍にしたい!」という人には向いていない投資手法です。
「20年後、30年後に目標額の資産を用意したい」と考えるのであれば、
庶民が行うことができ、再現性のある投資手法です。

したがって、投資手法の最適解と結論付けても良いと考えています。

プロでもインデックスのような指数に負ける

簡単な説明をすると、投資信託には大きく分けて2種類あり

インデックスファンドとアクティブファンドがあります。

・インデックスファンド:指数(市場平均)に連動するように運用

・アクティブファンド:指数(市場平均)を上回ることを目的とし銘柄選定を行い運用

以上のことから、一般的にアクティブファンドの方が運用手数料が高くなりがちです。

指数を上回ることを目的としているアクティブファンドの方が良いように思えます。

しかし、実際のところ10~15年の長い期間でみると
約80~90%の商品がインデックスファンド(指数)に成績が負けています。

プロのファンドマネージャーもインデックス投資より良い成績を出せていないことを踏まえると、

素人の投資家がインデックス投資よりも安定的に良い成績を出すことは非常に困難であると理解できると思います。

したがって、長期的な資産形成を考えるとインデックス投資に積立することが正解だと分かると思います。

積立設定を行った後は基本的に放置でOK

基本的には積立設定を行い、目標の運用年数、金額に到達するまで放置しておけば良い点です。

高配当株投資などは、株価が安い時に購入した方が得になります。

そのため、相場感を読む、企業分析を行うなどリソースを割く必要があります。

一方、インデックス投資では積立設定を行ったあとは放置でOK。

多忙な生活を送っている方が多いと思うので、投資のことにリソースを割くのは勿体ないです!
したがって、1年間や1月に1度ぐらいのペースで証券口座の残高を見ておけば良いと思います。

よく引用されるので既にご存知の方が多いかと思いますが有名な話を1つ。

投資の運用成績が良い人の特徴

1位:積立設定を行い既に亡くなった人

2位:投資したことを忘れた人

なかなかの皮肉ですね笑

素人がタイミングを見て売買を頑張るよりも、指数に積立設定してあとは放置で良い成績を出せるということです。
しかも、前述したとおりプロよりも良い成績を残せる可能性が高いとであれば
庶民が取れる投資行動の最適解と言えるでしょう。

インデックス投資は運用手数料が安い商品が多い

何十年運用を続けていくことを考えると、この手数料は無視できない金額に膨れ上がります。

特に、インデックスの積み立て投資を続くると投資資金が膨れていき手数料が金額ベースで無視できない存在になっていくことは容易に想像できると思います。
ここでは多く語りませんが、高い運用手数料は資産形成の妨げになります。

運用手数料の安さもインデックス投資が最適解である理由の1つです。

【実体験】色々な手法を試した結果、インデックス投資は再現性が高く最適解と実感

再現性のあるインデックスが投資が最適解という結論に達する前に、特に投資などで失敗経験がある方が当てはまるような内容な気がします。
おそらく、他の投資手法を試された結果、、、
インデックス投資にたどり着いたと察します。
かく言う私もそうです笑

仮想通貨での失敗

私は2017年頃に仮想通貨を少し触り約20万円の損失を出して撤退しています。

当時、仮想通貨はまだ投機的な考えが強い状態でした。
それら利用し楽にかつすぐにお金を増やしたいと考えていました。
ですが、大した勉強もせずに投機的に行っていました。
そのため、現在まで保有できるほどの握力はありませんでした。

その投資商品の理解度と握力は比例すると考えています。
こちらに関しては別記事でご紹介したいと思います。

やはり、人間は5年後、10年後の未来よりも今日や明日の簡単に想像できる未来に重きを置いてしまう傾向が強くあるそうです。
→行動経済学的にそのような研究結果が出ています。

例に漏れず、私もそのような行動をしてしまったのです。

そして、ここからは私の勝手な推測ですが
インデックス投資を最適解と結論付け、今日まで続けている方々はみんな口を揃えて言うでしょう。

もっと早くからインデックス投資をしておけば良かったと、、、

私は心の底からこのように思っています。

まとめ

これまで色々と理由を記載しましたが

インデックス投資は長期の資産形成を行うための手段として

再現性のある投資手法であり、庶民にとっての最適解と思っています。

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