【どっちが正解?】インデックス投資V.S.高配当株投資

インデックス

こんにちは、ぽんこつです!

今回は、「インデックス投資と高配当株投資、どちらをやるべきか?」というよく議題になるテーマについて、私なりの解釈でお話しします。

もちろん、投資や背景は人それぞれです。
さらに考え方も異なるので、今後も議論が尽きないテーマでしょう。

それでもあえて結論を出します。

資産形成中の人が「効率的な資産形成」を目指すなら、インデックス投資が最適解
というのが私の考えです。

インデックス投資が最適解と考える3つの理由

  • 複利効果の恩恵を最大限に活かせる
  • 成長性の高い指数を活用できる
  • 投資にかけるリソース(時間・労力)が少ない

複利効果の恩恵を最大限に活かせる

アインシュタインも「人類最大の発明」と称した複利の力

投資で資産を増やす上で、非常に重要な概念です。

一方、高配当株投資では得られる配当金は単利的な運用になりがちです。

再投資した場合であっても、配当金を受け取るときに税金がかかります。

そのため、自動で再投資されるインデックス投資に比べ、資産の増加ペースが遅くなります。

【用語解説】

単利:元本に対して毎年一定の利息がつく。利息自体は再投資されない。

複利:得られた利息を元本に組み込み、翌年はその合計額に対して利息がつく。雪だるま式に資産が増えていくイメージ。

株への税金:通常、株の売買によって得られた利益に20.315%の税金がかかる。例に漏れず配当金も。

【比較例:元本100万円・年利4%で30年間運用】
年数単利(元本100万円)複利(再投資)
10年140万円約148万円
20年180万円約219万円
30年220万円約324万円

このように、30年後には約100万円の差が生じます。
インデックス投資は分配金が自動的に再投資される設計が多く、NISAとの相性も抜群

非課税で複利の力を活かせるのは非常に大きなメリットです。

成長性の高い指数を活用できる

S&P500やオルカンの過去平均年成長率:約7%

高配当株の配当利回り:約3~4%

高配当株は成熟企業が多く、株価上昇(キャピタルゲイン)をあまり期待できない傾向があります。

もちろん、三菱重工のように大きく値上がりする例もありますが、再現性を求めるには難易度が高く、個別株には倒産や減配のリスクも伴います。

一方、S&P500やオルカンのようなインデックスは、世界中の成長企業が組み込まれており、資産全体の成長性が高いです。

また、S&P500は米国企業の約500社
オルカンは全世界の企業の約3000社に広く分散されています。

個別銘柄と異なりリスクが低い投資商品となります。

投資にかけるリソース(時間・労力)が少ない

個人的にこれが1番大きな理由と考えています。

インデックス投資

・積立設定、あるいは年始の一括投資の初期設定を行い、あとは基本放置

高配当株投資(ETF含む)

・買い時(利回りが高くなったとき)を見極める必要がある

・企業分析、株価チェック、ニュース確認など、時間と労力が必要

・決算チェックや減配リスクなど、メンタル的な負担もある

私はこれらを楽しめていますが、人を選ぶと考えています。

インデックス投資は万人向け、高配当株投資は趣味要素も強め

これまで紹介した理由から、私は基本的にはインデックス投資を推奨しています。

ですが、、、

「おい、ぽんこつさん。あなた、高配当株たくさん保有してるじゃん!」

そんなツッコミが入りそうですね(笑)

それでも私が高配当株投資を続ける理由は、以下の通りです。

私が高配当株投資も続ける理由

・現在の生活を重視しているため

 → 配当金として得られるお金は「自由に使えるお小遣い」感覚です。

浪費である贅沢品に対して、躊躇なくお金を使うことができます。
余談になりますが、趣味である少しお高いウイスキーも配当金があると思うと購入に踏み切れます。

・下落相場時、キャッシュフローがあると心強くメンタルが安定する

→下落相場ではインデックス投資に関わる指数や高配当株投資に関わる株価含む全てが下落します。
将来に向けたお金であることは理解しつつも、多少マイナスの感情を抱くかと思います。

しかし、配当金と言うキャッシュフローがあると多少なりとも精神安定剤になります。

・投資を楽しんでいる(完全に趣味)

→インデックス投資は設定して放置するため暇です笑

特に、個別銘柄を保有していることで 本当に僅かですが資本家として経済に参画しているとインデックスよりも感じ取れやすいと思っています。

まとめ

効率的な資産形成ならインデックス投資が最適解

・高配当株投資はリソースを割く必要がある。
しかし、配当金と言うキャッシュフローが欲しかったり株式投資を楽しめる人であれば実践しても良い

・両者を目的に応じて使い分けるのがベスト

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